恋愛革命2☆君の笑顔
いよいよ、メインイベント☆

手を繋いで、会場まで歩く。

近付くにつれて、人が増えて、ガヤガヤしてきた。

ひとりでテンションUP!

「誰か来るんかなぁ?」

会場入口に、ツアー名が大きく掲示されてる。

気付いたハギは「いぃなぁ!」って繰り返してる。

もぅ、限界!

私はチケットを入れた水色の封筒を渡した。

「はい、プレゼント」

「なに、なに?」

「たぶん、今、1番欲しいもの〜」

カサカサ…

中を覗き込む。

「………」

あれ?

反応ないけど…

はずした!!?

「…ハギ??」

恐る恐る呼ぶと、ゆっくり私をみた。

「まじでぇぇぇ!!最高!!ありがと〜!!」

おっきな声に、周りの視線が集中!

慌てる私。

全然気にしてないハギに、ギュウッと抱きしめられた。

恥ずかしい…

けど、

喜んでるのをみて、私も嬉しい☆



……視線は気になるケド。
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