恋愛革命2☆君の笑顔
帰りの車の中で、話題は美里と田代君のことに。

「じれったい!」

ハギはだいぶけしかけてるみたい。

なぜか、自信を持たない田代君は、告白に踏み切れないって。

「美里は、待てないタイプだからねぇ」

「逃げられるぞ!って、言ってるんだけど」

「本当に、切り替え早いからね」

なんとか、田代君に頑張ってもらいたいのにな。

その時、私の携帯が鳴った。

この音は、美里。

噂をすれば・・・ってやつ?

「はいはぁい?」

「お姉ちゃん・・!!」

なんか切羽詰ってる!?

「どうしたの!?」

後ろで誰かが、怒鳴ってる!?

この声って・・・まさかね?



切れちゃった。

おかしいと思った私は、すぐに掛け直した。

「どしたの?」と聞くハギにも、こたえず。



何回かけても、呼び出しはするのに、出ることはなかった。
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