恋愛革命2☆君の笑顔
「眠い・・・」

目を擦りながら、膝枕。

「ハギって、意外に甘えっこ、だね」

頭を撫でる。

「千里にだけねぇ」

なんで、こう『キュン!』とすること言うんだろう。

握られた右手が、熱い。

しばらく、そのまま。

静かな時間。

ホテルなんかより、ここのほうが、ずっと幸せを感じるよ。

毎日、ハギが暮らしてるこの部屋のほうがね。

「・・・もぅ、寝よう?」

「えっ、あっ。・・・はぃ・・・」

変に意識しちゃう。

仕方ないよね!?

初めてのお泊りだし!!

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