Secret Prince[短篇]
「つーか、あのジンクスって以外に当たるもなんだな。」
「ジンクス?」
車の中での会話。
ジンクスって何?
そういえば望もそんなこと言っていたような…
「…あの湖の前で告白すると叶うらしい。」
「へー…、だから望…」
っと、慌てて口を押さえる。
信号がちょうど赤になった。
「…まだ覚えてたんだ?」
「え、いや、その~」
し、信号が長い…(焦
「忘れさせてやろうか?」
「げっ」
声を上げたときにはすでに遅し。
思いっきり肩をつかまれ、息ができないほどの激しいキスが振ってきた。
「俺以外の名前、禁止。」
「…了解。」
私は裕二に逆らえない。