Secret Prince[短篇]
中に入り、適当に席に着く。
「あれ、男子1人足りないじゃん。」
奈緒が仲のよさそうな友達に聞いてる。
「あ、1人来れなくなってさ、代わりに兄貴呼んだ。もう少しで繰ると思うよ。」
「へー…」
兄貴って年上の人?同い年の人でもこんなに緊張してるのに。年上なんて絶対無理!!
そんなことを考えいると隣に知らない男の人が座った。
びくっ
肩がこわばる。
怖い、怖い、怖い
「…はじめまして」
恐る恐る顔を上げると、そこにはニッコリ笑う優しそうな男の人がいた。
「は、はじめまして」
少し安心した。
中には髪の毛が金髪の人とか、すごく怖そうな人もいたから。
開始して30分くらいたった時、裕二は来たよね?
眉に皺を寄せながら、
いかにも機嫌が悪そうに、
貴方は現れた。