警視庁捜査一課の事件録
「私が悪かった。
実亜、今度から気を付けるから。」


そう言って潤子はニコッと笑った。


「主任・・・」


零は不満そうな顔を浮かべ、
実亜も腑に落ちない表情を見せた。



「加地主任!!」


「えっ!?」


と、突然誰かが潤子の名前を呼んだ。



「ソフィア・・・」


「お久しぶりです。
今日付けで警視庁捜査一課
第十一係、加地班に配属になりました、
早乙女ソフィアです。」


「来たわね。」


「はい。」


潤子が微笑むと、
ソフィアもニコッと微笑んだ。


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