また、明日。【完】





お父さんももちろん、お母さんをとても大切にしていた。

その分、お父さんにかかっていた負担は計り知れないものだった。




お母さんは、それもわかっていた。

『自分がいなくなればいい』と。

二人で飲んでいた時に言っていた。




ぽろりと零れた本音に、何を言っていいかわからなくなったのを強く想い出していた。





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