また、明日。【完】





告別式の日も、抜けるような青空が広がっていた。


雲一つない綺麗な水色の空は、どこか物悲しかった。





告別式でもやっぱり私は泣けなくて。

最期のお別れの時間がやってきた。







この人に触れるのも。

この人を、この目に映すのも。







これが、最期。





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