Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
お風呂から上がって
リビングで恭介さんはお酒を飲んでいた。
「飲むか?」
「いいえ。髪乾かして来ますね」
寝室に入って乾かしてると恭介さんが
「乾かしてやる」
ドライヤーを取り上げ乾かしてくれる。
優しいなぁ、恭介さんの指
ドライヤーを止めて
「ありがとうございます」
「ん」
抱き上げられた。
「し、社長」
「社長じゃねえし」
「恭介…さん」
「ん」
ベッドに寝かされ、そっと口づけを…
「勝手に引っ越しや結婚の日を決めたけど…お前よかったのか?文句ないか?」
あら、珍しい。
気にしてるのかしら。
フフフ…
まぁ、そこが社長のいいところなんだけど。
いつも勝手で我が儘俺様がたまに見せる優しさって…何か…ズルい。
何でも許しちゃうじゃない。