Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
そんなこんなで今、タイのプーケットに
私にとって海外旅行は大学以来だから嬉しい。
「ウワッ!」
腕を引っ張られ、遂に座らされた。
「今からそんなにはしゃいでどうする」
「はい、すみません」
デコピンされた。
「外に出るか?」
「はい」
私達は、コテージタイプの部屋に泊まってる。
結構広い部屋で、リビングダイニングと簡単なキッチンとベッドルーム
ベッドは天蓋っていうの?まるでお伽話のお姫様が寝るようなベッド。
そりゃテンション上がるわよ。
ホテルの敷地内移動もカート移動。
敷地だって、めちゃくちゃ広いよね~
メインのホテルとコテージタイプが転々とあるんだから…
当然、ホテルのプライベートビーチがある。
でも、もう夕方近いから泳ぐわけ行かないしな。
カートには乗らず散歩がてら歩いてみる。
「明日はダイビングだな」
「はい。楽しみなんだけど私…大丈夫かなぁ」
「お前は体験コースになるからな」
「じゃあ、恭介さんと一緒には出来ないんですか?」
私一人で習うの?
「初めはな。基礎を習っとかないと」
「はぁい」
何だか心細いなぁ。
「クククク…情けない声出すな」
――
―
その日は、ホテルに食事に行き、少し飲んで
――
―
眠った。