Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



ホテルはいつものホテルではなく海岸沿いから少し離れた所にある落ち着いた外観の何だか格式あるって感じ。


チェックインを済ませ部屋に案内される。


エレベーターで着いた先は最上階のオーシャンビューの部屋


こんな立派な部屋でなくてもいいのに。

勿体無い。


「ん?どうした」


思いが顔に出ていたのか


「何だか勿体無いです」


「嫌か?」


「えっ?」


片眉上がってますよ。


「い、嫌じゃないです」


「なら素直に喜べ。此処に泊まったからと言って破産するわけじゃないし」


「はぁ、そうですけど」


「ほんとにお前は素直じゃないな」


また怒られたよ。


「ごめんなさい」


「ん。じゃあ飯行くぞ」


時計を見たら6時を回ってた。


「はい」


このままの格好で下のチャイニーズレストランへ


披露宴がフランス料理だったから中華を選んでくれたみたい。


出されたお料理を見て


「わぁ~美味しそう」


披露宴でフルコースを食べてお腹いっぱいだったけど食べられた。


やはり美味しいものは食べられるのよね。



< 208 / 823 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop