Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
バスタブにゆっくり浸かって…楽なんだけど…上がったら…あれを穿かなきゃならないのよね。
ま、まさか恭介さんが瑞穂さんにあんな下着をリクエストしたとか…はないわよね。
瑞穂さん、私は貴女みたいに色っぽくないんですから似合いませんよ、あんなの。
どうすりゃいいんですか?
考えたらお風呂から出れない。
――
―
「志織」
「は、はい」
ドアの向こうに恭介さんの影が。
まさか入ってこないでしょうね。
「いつまで入ってんだ。大丈夫か?」
「あ、はい。今上がります」
心配してくれただけか。
あ~よかった。
バスルームから出て
下着を手に取り
はぁ~
穿かないわけいかないし。
志織、女は度胸よ、うん。
目を瞑り一気に穿く。
……
…
鏡を見て
まぁ~ったく似合わない。
顔が子どもで下着だけが大人って笑われるよ。
絶対見せないようにしなくちゃ。
急いでパジャマを着て