Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「い、嫌」
「クククク…何かプレゼント開ける子どもの気分」
「えっ?」
閉じていた目を開けると…優しい瞳に私を映してる恭介さんが微笑んでいた。
「志織」
「恭介さん」
「キスして」
そっと恭介さんの唇に唇を重ねて…
「ハァ…ァ…」
離れた唇から甘い声が零れる。
「お前なぁ」
「えっ?」
「どこまで煽れば気が済むんだ?」
煽ればって煽ってないし…って、そんな高等テクニック私にはないんですけど。
「ァン」
胸を弄び
「他のことなんか考えんな。俺のことだけ考えて」
再び啄むようにキスを繰り返し
「なっ」
「…恭介さんも私のことだけ考えて下さい」
「ば~か」
「えっ?」
「俺はお前のことしか考えてない」
「私も…私も恭介さんのことしか考えてな…ゥン」
云い終わらないうちに激しく唇を奪われた。
―――
――
―
――
―――
――
―
優しく…激しく…熱く…愛された。