Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
恭介さんからのクリスマスプレゼントは、素敵なワンピースと靴にバッグ。
恭介さんが瑞穂さんに頼んだらしい。
瑞穂さんも結婚してからも、やっぱり仕事はしてるし。
なんたって高級セレクトショップの店長さんだもん。
はぁ~
財布とは差がつくわ。
あ~
頭が痛い。
「ん?どうした」
へっ?
振り向いたら恭介さんがいた。
「何作ってっか知らんが、こげるぞ」
「えっ?」
あっ、ヤバい。
慌てて火を止める。
ふぅ~ギリギリセーフ!
「あ、ありがとうございます」
「ん いいけど、どうしたんだ?」
「へっ?あ、き、昨日…はしゃぎすぎたから…かな」
「ハハハ…」とごまかす。
昨日は初めて(何でも初めてなんだもん)のクリスマス…仕事はあったけど、どうしても家でクリスマスしたくて、頑張ってお料理とかした。
そして…
フフフ…
「何、思い出し笑いしてんの?」
ハッ!
「も、もう出来ますから座って下さい」
「クククク…茹で蛸」
なっ?
恭介さんを睨んだら
…チュッ!
頬にキスされた。
「ハハハ…爆発すんな」
爆発しそうです…