Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



夕食を食べながら



「正月どうする?」

へっ、正月?


「あぁ、どこか行くか?今度は6日まで休みだから、海外は無理でも、近場なら何とかなるだろうし」


1月6日まで休みか。


……





て、ことは…


恭介さんの誕生日は土曜日なんだ。


ん!?


う~ん


「…い、おい」


「えっ?」


「大丈夫か?」


あっ!


「だ、大丈夫ですよ。ハハハ…」


白々しく笑う。


当然、恭介さんは怪訝な顔。


「お前、疲れてんのか?…夕べ…激しすぎたか」


「な、何を云うんですか!」


は、恥ずかしい。


そんな事を云われたら、どっかに隠れたくなるじゃない。


「クッククク…」


「わ、笑わないで下さい」


「俺達二人だけしかいないのに恥ずかしがることないじゃん」


「だ、誰もいなくても恥ずかしいものは恥ずかしいです」


「クククク…恥ずかしがりや」


「……」


もう…やだ~



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