Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



明くる日


今日は恭介さんは取引先の忘年会にお呼ばれしてるし…


プレゼント買いに行くなら今日しかない。



「じゃあ、お前、車で帰れ。たぶん遅くなるから先に寝てろよ」


「ホテルまで送りましょうか?」


誠さんと二人行くんだし。


「そうだな。じゃあ、俺が運転すっから、ホテルからはお前が運転して帰ってくれるか?」


「はい」



夕方、ホテルまで送ってそのままデパートへ―


時計を見てるんだけど…どれがいいかなぁ?


恭介さんが着けるんだから、やっぱりそれなりの重厚感がある方が


だけど、そんなに高価なのは無理だしなぁ。


――





あっ、これ!


これなら恭介さんに似合いそう。


店員さんに見せて貰って


うん、値段も大丈夫ね。


「これにします。プレゼントにしますのでお願いします」


「ありがとうございました」


フフフ…


よかった、いいのが買えた。




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