Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「き、き、恭介さん」
「声がデカイ」
あっ!
慌てて手で口を抑える。
「クククク…ハハハ…お前、爆発すんなよ」
爆発します。
そ、そんなことを云われたら!
「クククク…真っ赤だぞ」
「し、知りません」
向かいの席に戻り、ケーキを食べる。
「クククク…」
「笑いすぎです」
「ハハハ…」
「恭介さん」
もう、そんなに笑わなくてもいいじゃない。
「悪かった。ほら、ケーキ半分やるから」
「……」
「な、機嫌直せ」
チーズケーキを渡し
「志織」
チーズケーキを食べ
「…許してあげます」
「フッ それはどうも」