Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
お風呂って
……
…
「どうした、固まって?」
固まります、そりゃ。
「約束は守れよ。俺もイチゴシャンパン守るから」
「分かりました」
「クククク…ハハハ…」
――
―
「じゃあ、恭介さん、ぼちぼち夕食に行きましょうか?」
時間は6時
「そうだな」
「着替えて来ますね」
今の格好は、セーターにジーンズ。
恭介さんもラフな格好だ。
「ん。俺も着替える」
「はい」
恭介さんの服を出して、それから私のも。
「恭介さん、此処で着替えて下さい」
「ん?」
「わたし、寝室で着替えますね」
「一緒でもいいだろ」
「今日は駄目です。用意が出来るまで待ってて下さいね」
恭介さんが、少し不機嫌そうだけど
チュッ!
頬にキスして
「ね!」
「お前…卑怯だぞ」
ニコリと笑って寝室へ入った。