Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



「おい、子猿」


「はい」


秘書になって早一年以上


よくやってると自分でも思う。


その間に社長の彼女さん…何人いた?


私、何人に泣かれ怒鳴られた?


はぁ~


「おい 子猿」


「は、はい」


子猿って云われてすぐ返事する私って…


「明日、◇◇社の創立パーティーがあるから俺に同伴するように」


「はい?」


「分かったな。仕事終わりに直接行くから」


パーティーって…



「社長」


「ん?」


「パーティーって…何を着て行けばいいんですか?」


まさか、こんなスーツってわけには…



私を一瞥し


「そうだな。あまり派手ではない程度のスーツじゃない…何かあるか?」


「ワンピースくらいなら」


「ん。それでいい。此処で着替えて行けばいいから」


「はい」


パーティーって…


どんなパーティー?



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