Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「そうなんですか。…あ、じゃあ恭介さん家で待ってて下さい。私ちょっと行って来ますから。此の近くに天満宮あったから、其所に行って来ますね」
立ち上がり行こうとすると
「何で一人で行こうとするわけ?」
「えっ?」
「何で一緒に行こうと云わないわけ?」
一緒に行ってくれるの?
「ん?」
「一緒に行ってくれますか?ううん、一緒に行きたいです」
「フッ 最初から云え」
「だ、だって初詣には行かないって」
「だからつって、お前一人で行かせるわけ行かないだろ。そんな着物着てんのに…男に声掛けてつってるようなもんだろ」
はぁ~?
「い、いや、誰も声掛けないし」
「……」
「恭介さん、心配性過ぎます」
「はぁ~無自覚」
無自覚ですか?
「じゃあ行くか」
「あ、はい」