Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
俺の手を引っ張り御神籤場所へ
お互いに引いて
「わ、中吉だ。願いは時間が掛かるが叶うですって。よかった。恭介さんは?」
「ん?俺は大吉だ」
「大吉ですか。わぁ~いいな」
羨ましがってる…ってガキか、コイツは!
横から覗いて
「運命の人に巡り逢うって…」
「ん?」
また膨れて
「恭介さん、私は運命の人じゃないんだ。今年誰かに出逢うんですね」
真剣な顔して聞いてくる。
はぁ~
「単なる御神籤だろ」
「……」
「俺の運命の人はお前だから…あ、これに書いてある運命の人って子どものことかも知れないな」
「えっ?」
こうなりゃコイツの機嫌を取るために何でも云ってやる。