Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



コンコン!


「ん」


「よぉ」


「お前か」


「今日のパーティー一人で行くのか?それとも、お前の彼女の誰かを連れて行くのか?」


「子猿を連れて行く」


「うん?高藤か」


誠が怪訝な顔で


「珍しいな」


「他に連れて行ける奴はいないだろ」


俺の付き合ってる女―確かに美人だが、仕事関係には…


それに連れて行けば完全に勘違いする。


しかも俺は今、付き合ってる奴はいない。


てか、最近興味がなくなった。


たまに食事に行くのも、そんな関係のない…男女関係のない友達と行くくらいだ。


ファッションとゴシップとダイエットの話しなんか聞いてても面白くも可笑しくもねえし飯も美味くねえ。


それなら子猿をからかってる方がよっぽど面白い。




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