Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
でも今晩中こうしてんのかしら。
まっ、いいか!たまには。
恭介さんの髪を撫でながら、去年の事を思い出してる。
……
…
あれが結局全ての始まりよね。
でもあれは看病してくれたうちに入るのかしら。
――
―
穏やかな寝息が聞こえてきた。
まだ熱はあるけど、だいぶ楽になったみたい。
よかった。
だけど…明日、明後日もこの調子なのかしら。
はぁ~
久しぶりにこきつかわれるのね。
――
―
知らず知らずのうちに私も眠って
ゥ~ゥゥ~ゥン
な、何か…重い。
恭介さん…
私の胸に頭を預けてる。
フフッ!
ほんとにいつもと反対ね。
恭介さんの背中を擦り…
やっぱり汗掻いてるな。
可哀想だけど