Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「恭介さん、恭介さん」
「ゥ~ゥゥン」
「汗掻いてるから着替えましょうね」
恭介さんを起こして着替えさせ、水を飲ませる。
ついでに体温計を渡し
ピピピピ
「37、5゚ですね。よかった、だいぶ下がりました」
「ん」
「じゃあ、寝ましょうね」
…ェ
抱き寄せられた。
…ゥ、ゥン?
「恭介さん、何してんですか?」
「ん、胸触ってる」
「ち、ちょっと止めて下さいよ」
ホント、何すんのよ。
「俺…病人だから」
はぁ~?
「病人のすることじゃないです」
「煩い!病人の云うこと聞け」
「……」
理解不可能なことを云い出した。
「恭介さん」
恭介さんの手を押さえて
「駄目ですったら」
「駄目じゃないから」
いやに甘い声ね。
誘惑されるじゃない。