Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



い、いや、ちょっと待て。


確か俺…


「出て行け」って云ったような…


ま、まさか、アイツマジに取って出て行ったのか?


はぁ~


アイツは馬鹿か。


そして俺も…馬鹿だ。


こうしちゃいられねえ。


とにかく着替えて、携帯を掛ける。


RuRuRu


ガチャッ!


「志織」


「只今、この電話は電源を切ってるか電波の届かない…」


くそっ!


何処にいるんだよ。

落ち着け、俺。


車のキーはあるし。

誠のとこか。



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