Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
明日の略礼服を出して
御祝いの用意をして
「もう、寝るか」
「はい」
寝室に入り、ベッドに
「今年は結婚式多いですね」
「そうだな」
「確か…4月にも行かれましたよね。いきなり『祝いを包め』って。私、単なる秘書だったのに」
まだ、結婚どころか出来れば避けてた頃だもん
「そうだな。お前、膨れてたもんな『これも秘書の仕事ですか?プライベートじゃないんですか?』って食って掛かって来たもんな」
ホントに公私の区別なく管理してたから。
「4月が高校の時からの友達の結婚式だったな」
「はい。それから7月が私達で、10月が副社長と瑞穂さんで…今回ですね」
「あぁ、一年に四回もだからな」
「30過ぎが男性の適齢期なんでしょうか?」
「ん?そうだな。まぁ、人各々だから一概には云えないけど…結婚しても養っていけるとか責任が持てるんだろうな」