Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
其の二
2月13日
「恭介さん、そろそろ出掛けましょうか?支度出来ました?」
「あぁ」
着替えて出て来た恭介さんは…やっぱりかっこいい!
「ん、どうした?」
ハッ!
いけない。
うっかり見とれてしまったわ。
「い、行きましょうか?」
…ゥン?
恭介さんが私の腕を捉え
「ど、どうしたんですか?」
「ん、お前…真っ赤だけど大丈夫か?熱でもあるんじゃないか?またぶり返したか?」
おでこにおでこを当ててるし。
やだ、よけいに赤くなるじゃない。
「だ、大丈夫です。熱なんてありませんから」
「……」
心配そうに見てるし