Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「寒くないのか?」
振り向くと恭介さんが
もうシャワー浴びたんだ。
部屋に戻り
「朝御飯…どうされますか?」
「ん、コーヒーだけで」
「はい」
コーヒーを淹れて渡す。
――
―
「私、買い物に行って来ますね」
「ん? ちょっと待ってろ。今行くから」
「い、いえ。恭介さん、まだお酒残ってますから家に居て下さい。お昼には帰って来ますから」
恭介さんの返事を待たずに家を出た。
恭介さん…変に思ってるだろうけど、今は一緒にいるのが苦しい。
スーパーに行かなきゃいけないのに足が進まない。