Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



「まさか背中につけられてるとは思わなかった。暖房が効きすぎてたから上着を脱いでたからな」


「……」


「手洗いで後ろからぶつかられて、ついたみたいだな。店内の照明もそんなに明るくなかったし、隣にいた誠達も気づかなかったんだな」


「……」


「電話が掛かってきた時も誰だか分からなかった。だけど口紅がって…つけたことが分かってて云わなかったみたいだ。俺が無視したから腹いせにお前に…志織…悪かったな」


「も、もう…い、いいんです…あの」


「ん?」




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