Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



お酒がきて


「じゃあ恭介さん、乾杯」


「乾杯」


ふぅ~美味しい。


あっ!


「恭介さん」


「ん?」


「これ…チョコとプレゼントです。受け取ってくれますか?」


「フッ 当たり前だろ。開けていいのか?」

「は、はい」


リボンを解いてる恭介さんを息を詰めて見てる。


「ほぉ~キーケースか」


「はい、それなら毎日使ってもらえるかなぁって」


「クククク…」


「何が可笑しいんですか?」


キーケースって変?


「お前のプレゼントはホントにいつも俺が毎日身に付けるもんだな」


へっ?


あっ! た、確かに…


「また御守りか?」


「い、嫌なら持たなくていいですから」


何か嫌味ぽいわね。

「ハハハ…膨れんな。誰も使わないとは云ってないだろ。…ありがとな」


「恭介さん」


最初からそう云ってくれたらいいのに…


意地悪なんだから。



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