Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



家に着いて、鍵を開けるなり


「ち、ちょっと恭介さん」


いきなり抱きしめられた。


そして


キスを…


――





唇が離れ


「恭介さん…」


「フッ お前があまりに可愛いことばかり云うから…我慢出来なかった」


「……」


「抱きしめて…キスしたかった」


「恭介さん」


「あのままなら俺…道の真ん中でキスしてたな」


「な、何を」


そんな道の真ん中でされたら…どうするのよ。


「恭介さん」


「ん?」


「こ、此処…玄関ですから、と、とにかく上がりませんか?」


「フッ そうだな」


「キ、キャッ!」


恭介さんがブーツのファスナーを下げて脱がしてくれた。


「恭介さん」


「フッ 今日だけだぞ」


「えっ?」


何が今日だけなの?


「甘やかすのは」


「……」



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