Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「何を頑張るんだ?」
へっ?
顔を上げたら…恭介さんがいた。
「ん?」
「えっと…あの~」
「……」
「お酒、お酒飲まれますか?」
慌ててソファーから立ち上がりキッチンへ行きかけたら…
腕を掴まれ
「何を頑張んの?」
まさか恭介さんの誘惑に負けないように頑張るなんて云えないし。
「だ、だからですね、今仕事が忙しいから頑張るんです」
「……」
「……」
「それをあんな深刻な顔して考えてたわけ?」
「……」
いつから見ていたんだろう。
「はい、そうです」