Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



恭介さんが親指で涙を拭ってくれ


「ん、志織、何で?」


話したら…怒られるよね。


「志織」


「ただ…疲れてただけです」


「……」


「……」


私は段々…項垂れて


「ま、今はいいか。お前、飯食ったのか?」


ご飯?


「た、食べてません」


「昼は?」


「……」


「志織?」


「た、食べてません」


「俺が出てからずっとあんな部屋の隅っこで膝を抱いて座ってたのか?」


「……」


「今、もう9時回ってるぞ。12時間近くも…ホントに馬鹿だな」




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