Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「腹減ってんだろ。何か摘まめ」
「はい」
暫くお酒に付き合ってたんだけど…
やっぱり疲れてるみたい。
眠くなってきた。
「恭介さん、眠くなってきたからお先に寝ますね」
「お前…一人で寝んの?」
へっ?
そりゃツインの部屋だからベッドは二つあるし。
「恭介さん、まだ飲み足りないでしょう?」
「俺、寂しいんだけど」
「えっ?」
「お前に拒絶されたら心が折れるんだけど、傷つくんだけど」
「……」
そう云ってる割りには口角が上がってるし。
その顔は笑ってますよね。
「志織」
「……」
「一緒に寝よ」
「い、一緒に寝るだけですよ。何も」
「しないわけないだろう」
へっ?
しないわけないだろうってことは…するってことですか?
「ん、駄目?」