Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「キ、キャッ!…フフフ…ハハハ…く、くすぐったい…ハハハ…」
いきなり脇腹を擽り出した。
「や、止めて…ハハハ…やだ~」
「機嫌直すか?ん」
「ヒ、ヒャッ!」
耳に息まで吹き掛けてるし。
「ん?」
恭介さんの手を押さえてるんだけど逆に捕まえられ、向きを返られた。
恭介さんはニヤニヤ笑ってるし。
「俺が嫌いか?」
「……」
「お前に嫌いなんて云われたら俺の心はボロボロだな」
「……」
「まだ、口を聞かない気ですか?」
俯いたまま顔も上げない。