Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
えっぇぇぇぇぇ
恭介さんからプロポーズされて、オッケーした明くる日
ホテルのルームサービスで朝御飯を食べてる時に恭介さんが爆弾を投下した。
それは…
「これから籍を入れに行くぞ」
「はぁ?」
籍って…
「何、鳩が豆鉄砲食ったような顔してんだ」
ハッ!
固まってる場合じゃないわ。
「し、社長」
「ん?」
「せ、籍って?」
「何を云ってる?婚姻届を出すつってんの」
こ、婚姻届?
ち、ちょっと!
「社長、婚姻届って」
「これから帰って役所に取りに行って出せばいいんだろ」
出せばいいんだろって…
「社長、確か、保証人って云うか、立会人が二人程いったと思いますけど」
確か、そうだよね?
「そんなのがいるのか?めんどくさいな。じゃあ用紙だけ貰って誰かにサインしてもらい明日出したらいいな」
めんどくさい。
誰かにサイン。
明日出す。
――
―
嘘でしょ?