Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「心当たりあるから聞いてみる」
「えっ?」
「温泉」
「あ、はい。わぁ~楽しみ」
海辺かな?
それとも秘境の温泉かな?
「ま、お前の期待に添えられるようにせいぜい頑張ります」
「何ですか、その言い方は?」
私が我が儘云ってるみたいじゃないですか。
本当に失礼なんだから。
「クッククク…ほら膨れてないで、ぼちぼち戻ろうか」
「はい」
結構遅い時間になってる。
部屋に戻り
「一緒に入るか?」
「入りませんよ」
相変わらず懲りないんだから。
「ククク…そう云うと思った。先に入ってくる」
「どうぞ」