Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「でででも、食べに行くなら 嘘つかないで食べに行くって云ってくれたら」
ヒェ~!
な、何故か睨まれた。
「お前が今日、何の日が分かってないみたいだから…サプライズしようとしたんだ。急に帰って連れて行こうって」
「恭介さん」
「ん」
「恭介さん、今日が結婚記念日って覚えてくれてたんですか?」
片眉を上げて
「当たり前だ。俺は誰かとは違う…って、お前、覚えてたのか?」
「あ当たり前です」
「そっか。お前が何も云わないから、忘れてんのかなって思ってた」
恭介さんの腕から逃れて