Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
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唇が離れ
「出かけるぞ」
「恭介さん…外がいいですか?」
「ん?」
「あっ、そうですよね。予約してあるんですよね。すぐ支度しますね」
ベッドから降りようとすると、腕を捕まれ
「家で支度してあるのか?」
「……」
「ん?」
「は、はい。ででも、明日に回しますから大丈夫です」
「バ~カ!」
おでこを突かれた。
「キャンセルすっから。家で食おう」
「だ駄目です、キャンセルなんて…家のは明日に回しますから」
「レストランは明日に振り替えるから」
「明日?」
「あぁ、明日、仕事終わりに行こう」
「は、はい」
「ん」
レストランに予約の変更をして
「俺も家でゆっくりする方がいいしな」
恭介さん…