Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「田部君が『俺より男前だと云う旦那に会わせてくれ』って云ってましたよ」
「『俺より男前の旦那』って…お前、何云ったんだ?」
私を抱きしめて耳元で
「ん?」
「え~っと、田部君に『うちの旦那様の次くらいにいい男だから大丈夫』って」
「……」
「そしたらね『よっぽど惚れてんだな』って云われたから『勿論』って」
恭介さんが
「はぁ~」
と溜め息ついて
「お前…恥ずかし気もなく」
「えっ、いや、そ、そりゃ恥ずかしいですよ。で、でも、結婚とか、大事な人、好きな人と一緒にいれるのは幸せだと云いたかったから…田部君にも幸せになって欲しいんで…ち、ちょっと」
ベッドに押し倒された。