Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「俺、犬とか猫とかと結婚したのか?」
「どう思います?」
「ん?」
指を恭介さんの唇に滑らせて
「わ、私…ペットですか?」
「フッ ペットなんかじゃねえよ。お前は…女だよ」
唇を触れていた指にキスを零し
「駄目?」
上目遣いで…
「……」
「ん?」
「が、我慢して下さい。向かいの部屋にお兄ちゃんいるし」
「フッ そうだな」
「はい」
「じゃあキスして」
「えっ?」
「俺にヤキモチ妬かせた罰な」
「き、恭介さん」
指が私の唇の輪郭を辿り
「早く」
蕩けるような甘い声と、誘うような瞳で…
「ずるいです」
「フッ」
恭介さんに覆いかぶさり…
唇を…
重ねた…
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