Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「だけど藤倉、可愛いらしい奥さん貰ったな」
いや…可愛いらしくないです。
「私も云ったのよ。志織さん」
「はい?」
「あなた、藤倉君に騙されたんじゃない?」
「はぁ?」
騙されたって?
「おい、それは言い過ぎだろ。藤倉がキレるぞ」
そのわりには、ご主人笑ってるし。
「騙されてませんから…たぶん」
「まぁ!フフフ…『ハハハ…』」
笑われた。
「お前なぁ」
あっ!
一言多かった。
「ごめんなさい」
「ハハハ…『フフフ…』」
三人とも笑いだした。
それから暫く話しをして
「それじゃごゆっくりしてね」
「何かあったら遠慮なく云えよ」
「ありがとう『ありがとうございました』」
お二人が部屋から出て行き
時間は5時半になってた。