Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「だから、お前 酒飲まなかったんだな。ダイビングも」
「はい」
「子どもかぁ」
「恭介さん」
「ん?」
「嬉しいですか?…産んでも」
「馬鹿」
恭介さん…
「嬉しいに決まってんだろ」
「……」
「どうした?」
恭介さんの方へ向きを変え
「ありがとう」
「フッ 礼を云われることなんかない。あるとしたら俺の方だ」
「えっ」
「ありがとな」
「き、恭介さん」
首に腕を回して抱き着いた。
――
―
「あまり長湯は体に悪いな、上がるぞ」
「キャッ!」
抱き抱えられ、お風呂場から部屋へ
体まで拭いてもらっちゃった。