Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「じゃあ、もう寝るか?お前…眠たそうだぞ」
「私じゃなくJr.が眠たがってるんです」
「クククク…物は云いようだな」
「……」
後片付けして歯磨きして寝室へ
ベッドに入り
「お休みなさい」
お腹が大きくなって恭介さんにしがみつけなくなった。
だから今は後ろから抱きしめてもらってる。
恭介さんの片手はお腹を撫でてる。
「あっ!」
「また動いてんな」
「はい。フフフ…Jr.は暴れん坊ですね。恭介さんに似てるんですね」
「ば~か。俺は暴れん坊じゃねえし。寝相の悪いお前に似てんだよ」
まぁ、よく云うわ!
「ん?何か反論あっか」
「寝相の悪いのは認めますが…暴れん坊じゃないですよ」
「ん?じゃあコイツは誰に似たんだ?」
絶対恭介さんだよ。
「今度、お父さん達に聞いてみましょうか?」
「ん?」
「恭介さんがどんな子どもだったか」
「俺か?俺は大人しく聞き分けのいい賢い可愛い子どもだ」
「はぁ?」
ありえない。
「疑ってんの?」
「……」
「志織?」
「お休みなさい。暴れん坊パパ」
「!!??暴れん坊パパ?」
フフフ…
先に寝た方が勝ちね。
「フッ ば~か」
私の首筋に顔を埋めて…恭介さんも眠った。