Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「こんにちわ」
「いらっしゃい。志織ちゃん、大丈夫?さ、上がって」
「はい」
お母さんに手を引かれリビングへ
恭介さんはほったらかし。
憮然としながら
「瑞穂達は?」
「まだよ。ケーキを取りに行ってくれてるから」
「お父さん、こんにちわ」
リビングで本を読んでいたお父さんに
「志織ちゃん、元気か?赤ん坊は?」
椅子に座るようにすすめられて
「ありがとうございます。私も赤ん坊も元気です」
「よかった。だけど無理するなよ」
「はい」
「恭介、ちゃんと手伝ってるの?」
「あぁ」
私の横に座って
「恭介さん、至れり尽くせりして下さってますから」
お父さん達が
「へぇ~お前がな」
「信じられないわね」
笑っちゃいけないけど…
少し笑ったら、睨まれた。
いけない、いけない。