Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
お料理をダイニングに運び
恭介さん達もダイニングに来て…何かじっと見られてる。って睨んでるし。
ふぅ~
ホントに心配性だわ。
「大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。Jr.も機嫌よく動いてますから」
横に座った途端、これだもん。
「可愛い子ちゃん、動いてるのか?」
「あ、はい。Jr.もお腹が空いたんですかね、今も動いてます」
動いてるってより蹴っ飛ばしてる。
「触っていいか?」
「はい」
「お前」
「恭介さん、たくさんの人に触ってもらった方がJr.も喜びますよ」
「仕方ねえな。ちょっとだけだぞ」
誠さんを睨んでるし。
何処までヤキモチ妬きなんでしょう。
誠さんがそっとお腹に触れて
「あっ、ほんとだ。マジに動いてる」
誠さん初めて妊婦のお腹に触るのかな。
「もういいだろ」
「恭介さん」
「ん?何だ」
「志織ちゃん、私も触ってもいいかな?」
「はい、お父さん、Jr.おじいちゃんだよ」
「親父までかよ」
「フフフ…兄さん、何処まで妬くのよ」
「煩い、それに妬いてねえし」
「フフフ…「ハハハ…」」
恭介さん以外笑い出した。
恭介さん一人また仏頂面。