Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
「まぁ、反対なんてねえだろうが、お前が云う億が一か、なら、駆け落ちすっか」
か、か、駆け落ち~!!
私がよっぽど驚いた顔をしたのか
「ハハハ…冗談だ。億が一の場合は…説得する」
「……」
「俺の説得に折れない奴はいないからな」
そう云って私にニヤリッと笑いかける。
うぅぅぅ…
確かに、仕事においても…
いえ、私も結局、説得されたし。
「だから心配すんな」
耳元で
「絶対に お前は離さないから」
し、社長…
「ハハハ…お前、真っ赤」
「社長のせいです」
社長の胸に顔を埋める。
「ん、俺のせいか」
「はい」
「フッ」
そっとキスを落とす。