Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~

二人きりのクリスマス(其の一)




12月25日


朝の間に恭介さんの実家から戻りがてら買い物も済ませた。


「やっぱり家は落ち着くな」


「何を云ってるんですか?彼処だって恭介さんの実家じゃないですか?」


ホント何云ってんだろ。


コーヒーを出して(私は紅茶ね)隣に座る。


「ェッ!恭介さん」


いきなりキスをされ


――





「あの家ではキスもろくに出来ない」


「……」


フフフ…そういうことですか。


私から唇を重ねて



「家に帰って来てよかったですね」


「ん」


再び…唇が合わさった。




< 794 / 823 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop