Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
二人きりのクリスマス(其の一)
12月25日
朝の間に恭介さんの実家から戻りがてら買い物も済ませた。
「やっぱり家は落ち着くな」
「何を云ってるんですか?彼処だって恭介さんの実家じゃないですか?」
ホント何云ってんだろ。
コーヒーを出して(私は紅茶ね)隣に座る。
「ェッ!恭介さん」
いきなりキスをされ
――
―
「あの家ではキスもろくに出来ない」
「……」
フフフ…そういうことですか。
私から唇を重ねて
「家に帰って来てよかったですね」
「ん」
再び…唇が合わさった。