Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



はぁ~


「恭介さん、ロマンチックじゃないですね」


「ん?ロマンチック」


「はい、やっぱりクリスマスには雪ですよ。『ホワイトクリスマス』って曲もあるくらいだし」


「『ブルークリスマス』って曲もある」


「……」


「クククク…」


「恭介さんホントにロマンチックじゃないですね」


「お前なぁ、ロマンチックで腹は膨れん」


それはそうだけど



「女は幾つになってもロマンチックが好きなんです」


「ふ~ん」


「もしJr.が女の子なら『パパ、ロマンチックじゃないのね』って冷たい視線に曝されますよ」


「ん?てことは、俺はお前の冷たい視線に曝されてるわけですか?」


へっ?


「あ、私はそんなぁ~ 恭介さんに冷たい目で見られても私は見ませんよ」


そんな度胸ないもん。


どぎまぎしてると



「クククク…ハハハ…」


笑ってるし。


やっぱり からかわれてるのね。




< 800 / 823 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop