Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~
お昼を食べて、小さい可愛いクリスマスケーキを買って家に帰って来たら2時回ってた。
結構ゆっくりしてたのね。
「お前、疲れたろ?ちょっと昼寝でもしろ」
昼寝?
あぁ甘美な誘惑の言葉だわ。
確かに妊娠してから眠い。
まぁ、恭介さんに云わせれば私は一年中眠たいらしい。
「な」
「はい、じゃあちょっと昼寝させてもらいます。あ、恭介さんは昼寝しないんですか?」
「ん?一緒に寝ようって誘ってんの」
「い、いえ、そ、そんな誘うなんて…」
な、何を云うのよ。
「クククク…奥様、真っ赤ですけど」
「ち、違いますって!誘惑してんの恭介さんじゃないですか!」
「ん?」
あっ!口が滑った。
「俺が誘惑してんのか?ふ~ん じゃあ本格的に誘惑しようか」
「け、結構です。お、おやすみなさい」
慌てて寝室へ
「クククク…ハハハ…」
恭介さんの笑い声が聞こえる。