Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~



お昼を食べて、小さい可愛いクリスマスケーキを買って家に帰って来たら2時回ってた。


結構ゆっくりしてたのね。


「お前、疲れたろ?ちょっと昼寝でもしろ」


昼寝?


あぁ甘美な誘惑の言葉だわ。


確かに妊娠してから眠い。


まぁ、恭介さんに云わせれば私は一年中眠たいらしい。


「な」


「はい、じゃあちょっと昼寝させてもらいます。あ、恭介さんは昼寝しないんですか?」


「ん?一緒に寝ようって誘ってんの」


「い、いえ、そ、そんな誘うなんて…」


な、何を云うのよ。


「クククク…奥様、真っ赤ですけど」


「ち、違いますって!誘惑してんの恭介さんじゃないですか!」


「ん?」


あっ!口が滑った。


「俺が誘惑してんのか?ふ~ん じゃあ本格的に誘惑しようか」


「け、結構です。お、おやすみなさい」


慌てて寝室へ


「クククク…ハハハ…」


恭介さんの笑い声が聞こえる。



< 805 / 823 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop